初めからモーラーでやるドラム練習法
合わせて読んでね。 ドラム練習法 モーラー奏法の解説
【第一回】
一番最初にスネアの前に座ったらという前提。
まず、わりとしっかり握ってバズロールをやってみる。
ヘッドの縁のあたりを使うといいかもしれない。
すぱんすぱんと叩くのはもっとあと。
ざー、と気持ちいい音が出るまで、何分か掛かるだろう。
そしたら、段々と握っている指を緩めていき、音が二発づつでるようにする。
これがダブルストローク。
これが一旦出来たら、段々と強い音で高いリバウンドで遅く叩けるようにしてみよう。
ここまでの目標タイム、５分程度。
ほら、もう気分はドラマーでしょ。
この段階ではフリーグリップは意識することはない。
一般のドラム教室で教えるように人差し指と親指で握り、中指でテンションを掛ける形でＯＫ。
【第二回】
前回で、バズロールからハードグリップでのダブルストロークまで出来たはず。
今は人差し指と親指で握り、中指でテンションを掛けている状態。
この状態で右左のリバウンドが同じ速度になるように中指のテンションを調節する。
ＲＲＬＬＲＲＬＬ…とダブルで連続して叩けるようにする。
ここまで出来たら、段々と人差し指を開いていく。
テンションは中指の腹と人差し指の付け根を使って掛ける。
同時に内回転で手首を向こう側に押し出すように腕を回転させる。
ダブルの二打目は一打目より遠いところを叩くようになるはず。
これで段々と、手首、指を能動的に動かさないように、腕の動きだけでダブルが打てるようにしばらく練習する。
３分くらいでそんな感覚が得られるはず。
どんどんスピードアップしていく。
この感覚が第５回あたりのシックスストロークロールに必要なのだ。
あまりリバウンドが返ってこないんですけど、と言う人。
原因は二つ。
１）スティックを端っこを握りすぎている。
構わないから、気持ちの良いリバウンドが返ってくるまでどんどん短く持ってみましょう。
２）そもそも練習パッドのリバウンドが悪い。
ゴム系のパッドだと、打点が変わる奏法には使えません。
そんなときには、Ａ４クリアフォルダーを切り取ってかぶせてみてください。
リバウンドの反射角がリアルフィールに近くなって、内回転でもダブルが出来るようになります。
以下工事中。
まて、次号。。。
モーラー奏法用練習パッドの作り方はこちら。
ドラミングに関する技術的考察はこのページで、川口千里奏法談義。
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